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桧皮葺(ひわだぶき) 屋根長は、1857年(安政4年)から神社、仏閣等文化財建造物の施工に関わって来ました。
日本でも数少ない伝統の桧皮葺、杮葺をはじめ、銅板葺等、当社の屋根葺技術をご紹介します。

桧皮葺とは

桧皮葺

檜皮葺(ひわだぶき)とは、日本古来から伝わる伝統的屋根葺手法で、千数百年の長い歴史があります。
仕上がりが美しく耐久力のある檜の樹皮を用いて施工します。
檜を伐採せずに表皮だけを採取することから、環境にやさしい施工方法であるといわれています。

檜の皮を1枚1枚ずらしながら重ねて葺いて行き、竹釘で固定する事により、軽快で独特の気品ある美しい屋根の曲線を作ることができ、軒先を厚く見せて重厚感を醸し出します。
桧皮葺の技法は、古くは貴族の邸宅や社寺建築に多様されていましたが、現在では社寺等の伝統的な建築物に残されるのみになっています。

桧皮葺建物の屋根は、檜皮の耐久年限である30~40年周期で葺き替えられます。
桧皮葺は、優良な檜皮を調達する「原皮師」、膨大な留釘を製作する「竹釘師」、屋根を葺く「葺師」の三位一体の伝統技術によって支えられています。

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こけら葺とは

こけら葺とは

杮葺(こけらぶき)とは、屋根葺手法の一つで、木材の薄板を用いて施工します。
日本に古来から伝わる伝統的手法で、多くの文化財の屋根で見ることができます。
木質を直接用いた屋根葺は世界各地で見られますが、日本の柿葺きのように華麗なまでに発達した地域は他にはありません。
柿葺に使用する柿板は、油分や粘着力があり、木目の通った耐水性のある椹(サワラ)や杉、栗の大径木を輪切りにした赤身材から柾目の薄板を小割にしたものです。その制作にも、かつては三州流や遠州流、出雲流など、四流十一派と称された地域性を色濃く残していました。

もっとも一般的な工法は、名古屋、岐阜、木曽の中部地域を中心に京阪神、九州に及ぶ三州流と呼ばれるものです。原木を切断する木口伐り(玉伐り)の方法は全国ほとんど同じで、木の割れに対して直角になるように切断されます。
こけら葺とはなお、原木を輪切りにしたものを大割といい、分掛けして割る時を中割、さらに、分掛けしたものを割る場合は、小割または小扮といいます。 幅9~10センチメートル、長さ24~30センチメートルの板をずらしながら下から平行に重ねて並べ、竹釘で止めます。
木材を横に渡し、石で固定するだけの場合もあります。
板の間に少しの隙間が生じ、これが軒裏の通気を促して木材の耐久性を向上させます。
杮葺きは通常40年程度の耐久性があるといわれています。

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銅板葺とは

銅板葺とは、屋根葺手法の一つで、銅製の板を用いて屋根を施工します。
主に神社や仏閣などに使用されており、軽量で耐久性に優れています。
時間の経過とともに表面に緑青というさびの一種が出て、この緑青が表面を覆うことにより、時を重ねるごとに味わいのある美しい色へと変化し、高い耐久性を保ちます。
メンテナンス等もほとんど必要ありません。

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